その美しさを描けない

割り切れないshotにgoodきてる

V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER- DVDを見ました

 

V6デビュー20周年記念コンサート、V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-。

2015年11月1日、デビューから20年のその日に行われた最終公演をノーカットで収録したDVD。

指折り数えて待っていましたその発売を!!!意気揚々とフラゲして、あれから毎日のように見ています。書きためていた感想もようやくまとまったのでブログに置きます。長くなりすぎてまとまったと言えるのかは分かりません!!

本編だけの感想のつもりでしたが、見返したら数行分くらい特典の内容書いていましたすいません。本編についてはセットリスト、衣装、照明や細かい部分まで書きまくっているのでぜひDVDやBlu-rayをお手元に読んで頂くとうれしいです。

曲名の省略や名称があやふやな部分、そもそも素人の書きなぐりなので色々あってもそっと見逃すかそっと教えて頂ければ幸いです。すべて個人の感想です。

やっぱりBlu-rayがきれいらしいよ・・・。欲しいね再生機器・・・。

 

 

 

セットリスト

 

 

オープニング Wait for You -SINCE 1995~FOREVER ver.-

もう始まりから違った。会場が優しい雰囲気に包まれていたとメンバーが言っていた意味が分かった。こんなに静かで穏やかなコンサートの始まり方があるんだろうか。Wait for Youのピアノバージョンがすっごい利いている。スモークの中からメンバーのシルエットが現れた時、ぐあ~っと胸にこみ上げてくるものがあった。

森田さんの限りなく優しく、語り掛けるような歌い出しですべてが始まる。歌い出しても彼の姿がはっきりと照らされるわけではなく、どのシルエットがどのメンバーか判別がつかない人も会場には多くいただろう。

この照明の当て方は素敵だと思った。ステージに彼らが現れれば無意識に担当を探してしまうのはオタクの性だ。しかし顔がよく見えないことによって視点はがらっと変わる。あぁ、6人いると私はすぐに思い、無性に嬉しくなった。V6だ、これから20周年を迎えた彼らのコンサートが始まるんだと心の準備をすることができた。

 

MUSIC FOR THE PEOPLE

坂本さんの煽りで静かな雰囲気は一転。スモークの中1列で踊る彼らが神々しかった。この部分、坂本さんと三宅さんが踊る時正面からのアングルだとどうしても被ってしまうのだが、見事に斜めからの視点で撮ってあり感動した。

会場は一気に白く照らされて衣装がはっきり見える。そしてこの衣装がまたかっこいい。一瞬映し出されるツアータイトル。バックスクリーンの大きさや迫力が一発で分かった。

デビュー曲というのは20年ついてまわるものなのだなぁと改めて実感した。夢に燃えてるのだ、20年経っても。まったく色あせない。サビの2回まわしも新鮮。坂本さんがすでにキレキレでかっこいい。メンバーカラーを意識しているような照明も良い。緻密さに感動し、これは今回照明やばいなという素人丸出しの期待をした。

 

Supernova

出ました。3曲目にこれを持ってくるとは。興奮を助長するような怪しい色合いの照明が良い・・・。観客の悲鳴にも似た歓声が終始止まない。声が出てしまうんだろう、分かる。

ダンスはいわゆる2013年版と2011年版のミックス。三宅さんさすがです。特に2011年を後半に持ってきたところ。

そして見どころは間奏のレーザー。どうなってるんだこれは。ラップ入りの森田さんが恐ろしいほどカリスマだ。あの腕の回し最高としか言えない。

三宅さんの手のピラピラ(伝わってくれ)がセクシーで大好きなんだけど、きっちり映っていてよかった。ラヂオでピラピラを指摘されたため今後しなくなる可能性がある・・・ので見納めかも・・・と思うと映っていてよかった。続けてください。

この曲はこれまで360°視点のステージで披露されてきたため、初めてのアングルだった。一番最後の「今夜見つけた答え」の部分、森田さんセンターで決まっていたのでどんなステージでも魅力のある振付だ。しかしマルチアングルは欲しかった。

バックスクリーンでリアルスーパーノヴァが起こっているのに気づいたときは笑ってしまった。男女関係の比喩とかそういうのじゃ収まらねぇぜという熱い意志を感じた。個人の感想です。

 

Air

必殺曲を続けるというとんでもないセットリスト。

この曲も元々360°からの視線を意識してつけられた振付のためどうなるのかと思ったら振りは変わらず。ステージを分割して歌う人をより目立たせる構成がよかった。

照明はシンプルで落ち着いており前曲との差別化大成功だ。ピュアな感じが増していた。

私の大好きな長野さんパート「愛することは思いやりの続き」、当然長野さんは最高だった。彼だけパッとスポットが当たるところが良い。そしてこのときのカメラワークが素晴らしかった。真ん中の部分に4人、そしてその先の高さが異なる所に森田さんがいたのだが、ちょうどその5人がきれいに並ぶ位置で映してある。続けて森田さんのアップでソロ、この滑らかな切り替わりはため息が出た。

そしてなんといっても大サビからのバラの花束の演出!!!Airは坂本さんのソロ後、どれだけときめきを詰めこめるでしょう選手権(命名私)というファン歓喜の演出が確約されている。披露されるたび最高値をマークするのだが、今回は半端ではなかった。衣装も相まってどう考えても王子様。花束の持ち方にそれぞれの色が出ていてとてもよかった。井ノ原さんのどこかラフでおちゃらけてるけどやるときゃやる王子様感溢れる持ち方、100000点。

 

太陽のあたる場所

ライブで歌っているのを初めて聞き、それから原曲もかなりリピートするようになった。坂本さんの歌いだしからの長いラップが心地よい。歌おうとするとすごい低音でまったく歌えず、彼の音域の広さに驚かされる。答えは出ないけど進むしかない、この道の先に夢に続きがあるから・・・V6が言うと背中を押してくれる力がすごい。

カミセンのラップは音源よりも確実に大人になっているもののどこか若者のがむしゃらさを感じて、カミングセンチュリーボーイズはやっぱり違うな・・・と謎の感動で胸がいっぱいだった。

みんなでららら~を歌うのも楽しそうだった。これがさっきまで一夜だけのsupernovaとか言ってた人たちかと思うとギャップに悶える。

井ノ原快彦さんによくできましたとほめてもらえる次元に生きていてよかった。ここだけ抽出して誰かに褒めてほしい時に永遠に聞いていたい。

 

Can do! Can go!

この振付大好きだ。ぱきぱきリズムを拾っていくような動きがノレる。本人たちもジュニアの曲と言ってしまうほどジュニア界に浸透している曲で、確かに若々しさとがんばってこうぜ!という気を感じる。でも当然だがV6にめちゃくちゃ似合っていると思う。本家が変わらず歌い続けているのは燃えるよね。

カニと名付けられた本人たち曰く「どうしてもかっこよくならない振り」だけどこうしてみるとかっこよいのでは!?にこにこで踊っていた森田さん、いかがだったでしょう。急に暗転したので隠したかったの・・!?と思ったけど多分違う。

曲終わりから間をあけずSPOT LIGHTにいったが、ここの繋ぎはテンションが高まった。

 

SPOT LIGHT

また1つ盛り上がり曲が生まれた。これは絶対現場向きだ。ハロプロなら推しの番号の時推しジャン待ったなし。

「背中を押してくれる仲間がいるから」で森田さんが後ろのメンバーをくいくいっと指し示すところ、めちゃくちゃ泣いた。すごい笑顔だった・・・。これを生で見て気づけた人ってどれくらいいるのだろう。一瞬だしさりげなかったので本当に少数だったろうし、こんなん自分の作り上げた幻かと思うよな。そして幻でなかったことを映像で知り自分の視界に感謝する・・・のでしょう。

そして井ノ原さんが割とシャレにならない高さで飛んでいた。けがしなくてよかった。そこからの長野さんパートは飛ばした余韻からか歌声に笑いが乗っていて、それが素っぽい感じでキュンと来た。

あと坂本さん絶対ウインクしたでしょ、ウインク魔人はDVD画質にもめげない。もっとしてくれ。

 

グッデイ!!

無条件幸せソング。2011年のアンコールの最初もこの曲だった。あのシリアスなセットリストから幸福ムードに瞬時に持っていけるポテンシャルを持つこの曲が、明るい曲続きで披露されてしまった。イントロの振付が大好きなのでしてくれてうれしかった。

そしてここでメインステージには上から見下ろす視点のカメラが存在すると判明。フォーメーションの美しさが存分に発揮されるアングルなので大喜びした。

振付が分からなくなっちゃっている三宅さんと岡田さんには思わず気持ち悪い感じの笑みがもれた。一番サビのpromisesで三宅さんのカットを抜いた人にボーナスを差し上げてください。シェケナは至宝。

 

HONEY BEAT

もうだめだ。幸せの飽和状態。2曲続きで曲初めの井ノ原さんのプチ煽りが入っていてただ最高である。しかしスクリーンの映像で6人それぞれを正面から撮っているカメラの存在に気づき、すぐさまマルチアングルを所望したので私は強欲だ。

ほらキスを~で挟み込まれた三宅さんのカットで息が止まらなかった人はいないでしょう。そして森田さんと長野さんの絡みがかわいい。森田さん何を言ったんだろう、読唇術を身に着けたい今日この頃である。

照明は黄色推しで来るかと思ったが普通にカラフルだったので己の安直さにがっかりした。しかしスクリーンの六角形はハチの巣イメージだと思ってるんですが、安直かな?

 

MC

いつものV6だ~!という安心感。アニバーサリーだから神妙な感じになるかと思いきやいつも通りの明るさとテンション。

20周年の話題はそこそこに長野博芸能生活30周年を祝いだすメンバー。長野さんなんでもやりますってそういうところ素晴らしい・・・。そこから奇跡のおじさんネタ。でもファンは全員を奇跡的な存在だと認定してると思うよ・・・。

岡田さんの安村ネタは時事ネタとして面白いけど数年後に見たら一瞬分からなくなる気がする。過去DVDを見ていてん????となるのはだいたい時事ネタなのでそれはそれで面白い。40周年の時とかに見返して、あ~2015年はこんな年か~という資料になるだろう。

そして点呼・・・!やりたかった~~。もう次ライブがあっても10代では手を挙げられない・・・。20代で元気よく返事する準備をしておきます。子どもたちでにこにこするメンバーは最高だったよね。

男だけの時ジャニーズの仲間たちが来ていたのもあったけれど、今回本当に男性がよく映りこんでいたと思う。しょっちゅう見かけた。多くの人に愛されるV6最高だ。 

カミセンのMCはかわいいかわいいだった。こんなにかわいい暴露があるのか・・・?

頭の上に花束発言の岡田さんと森田さんの対処の違いがカミセンって感じでほほえましかった。なんだかんだ肯定していて、こういうゆるく認め合うことがいい雰囲気の一因なのではと思った。

 

Honey

やってくれてありがとう。今回ライブ音源がCDになったことで入手が厳しいと思っていたこの音源を手に入れることができた。ふっふ~!を言えたらどれだけ気持ちいいだろう・・・。

井ノ原さんが坂本さんに向けて言った、やってよ!が至極軽いノリだったので笑えたしこんな感じで昔森田さんを渋谷の真ん中で踊らせていたのだな・・・と納得した。

スクリーンの映像もときめいた。映し出されるお客さんが幸せそうな顔で心底分かるって感じ。驚いたことは間奏の煽りの長野さん。いつもそんな声だったっけ!?こういうギャップに弱い。

失恋していないトニセン曲における幸福感ときたらない。ずっとそばにいるから永遠に守ってほしい・・・。リア恋がほいほい発生する。

ガンと明るい照明から最後のハモりでスポットのみになることで次曲の失恋バラードに違和感なくつながるのだなと思った。

そしてこの曲はパート割りが神。これ以上言うことがない、神。

 

涙のアトが消える頃

初披露のこの曲。同じく初披露の「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか」とこれはどちらも失恋バラードだったためそれぞれどのような演出で来るか楽しみだった。そしてその期待のハードルよりはるか上を超えていった。照明が謎の技術。

私はどこか内向きなV6が好きなので真ん中を向いて歌うところ、良い。

自分を振った女性の姿を椅子に投影しており、それを切なげにそして苦しそうに見つめて彼らは歌っている。客席からはその表情を見ることはできない。大サビでようやく客席を向いて踊りだす。そして消えていく椅子。

前半は彼女に語り掛ける様に、どこか復縁を望むようにも感じる。後半は涙のアトも消え復縁までは望まないものの、未だ愛は尽きずに苦しむ姿が演出されているようだった。AメロBメロは1番なのにサビは2番の歌詞だったため最後のサビと歌詞が同じになり一瞬不思議に思ったが、同じ歌詞だからこそ演出に集中して受ける印象の違いを楽しめた。

 

GUILTY

私はGUILTYが歌われるたびにマルチアングルにしてくれと喚く芸人です。だってこれは欲しかったでしょ・・・。

それぞれ間隔をあけて椅子に座っている以上6人を一度に映すことは難しい。そこでマルチだよ・・・。前曲からの繋がり要素として椅子という小道具は曲調にも合っておりとてもきまっていた。椅子が白から黒になっているのもGUILTY。

誰かが指を鳴らしているところがアップになり、うわっ誰だこんな最高なことしてるの・・・みんなしてたっけ!?と思ったら坂本さんが引きで映り、その手がさりげなく動いていたため思わずうなった。椅子に座るまでの姿勢も一番好きだった。足が長い人間にのみ許されたポージングである。

そしてBメロの歌っていない人の待ち姿勢!片腕を膝に乗せる坂本さん側と、深く腰掛け手を腿に乗せた長野さん側にきれいに分かれていたのは振りなんだろうか・・・。フリーだとしたらあまりに完璧だ。

1番サビの長野さんのジャケットプレイは見逃さなかった。心が乱れた。サビ終わりの坂本さんのマイク持ち替えは大層セクシーだから見てください。

そしてラップパート。歌いだしといいラップの時に照明が赤くなるのはアクセントになっていた。

大サビ、バックスクリーンには割れたガラスの破片が舞っており、映像を背負っているのもやはり良いなと思った。だからマルチをだな。

  

キミノカケラ

モノクロになった画面。動作不良かと思った。トニセンがhoneyという明るい曲だったためカミセンの選曲が気になったがこれか・・・!と身構えた。GUILTYのあとは毎回失恋バラードという式が出来上がってきている。説得力がものすごい。

モノクロからカラーに変わる瞬間のカットが絶妙。岡田さん、三宅さん、森田さんが短い時間で移り変わっているのに見やすい。

それと三宅さんがセンターであることにぐっときた。6人曲だとセンターは分かりづらいがトニセンカミセンは3人なので必然的にセンターが生まれる。デビュー当時はさておき、今は曲調に合わせてセンターが決まっていると勝手に判断した上での発言なので注意。つまり私の中でこの曲は三宅さんの失恋ナンバーである。また歌詞が彼に似合うのだ。しかしそう思うとこの曲を聴くことがめちゃくちゃにつらくなるので気を付けてください。

 

will

センターステージに両端から集結しサビから踊りだすという新パターン。森田さんの歌い出しの赤い照明にふっとセクバニコンが重なった。

恋愛系の曲が続いていたためここからどうつなげていくのかと思ったがwillは強い。キミノカケラのどこか電子的な切なさを引き継ぎつつ、同じく電子音ながら爆発的な力を持つBTWに違和感なくつながる。BTWに隠れて分かりづらいがこの曲も照明がかなり緻密でどこから色が出ているのか分からないところがたくさん。大サビのある角度からは赤、ある角度からは白に見える照明がすごすぎた。どこからきてるんだ。

間奏の三宅さんセンターは燃えた。

 

SP -Break The Wall-

前半最大の山場であり見せ場と言えるだろう。カメラワークが他の曲と一線を画している。この曲1曲で作品として成り立っている。これは見てくれとしか言えないしいろんな人にV6はすごいぞと自慢したくなる。

出だし三宅さんがずっと手を挙げていてそこからのbreak itのカメラワークが素晴らしい。このレーザーの海、会場ではとんでもなかったのだろう。味わいたかった。しかし映像では多角的に見ることができるし、寄りも引きも編集者が特にこだわった部分を見られる。おいしいところがぎゅっとつまっているという良さがある。

坂本さんのパート「最先端~」のところなんてスモークと照明とカメラワークと坂本さんの位置が完璧だったからこそ撮れた絵である。

三宅さんの長いパートで岡田さんの腕が三宅さんの頭上を通過する時の赤いレーザーが意図的なものに感じられてもはやぞっとした。とてつもない技術力だ。

岡田さんと長野さんのパートは大掛かりな振り付けがあるわけではないが、2人の動きがどうにもその2人っぽくてハマってしまう。その直前センターステージに残った4人の振付は大好きなポイントなので正面から映してくれてありがとう・・・。

 

MC

外の皆さんの声が一回も聞こえなかったけど会場では聞こえてたっぽい・・・?

リーダーもみんなも踊ってるよ(泣)(泣)ありがとう(泣)とむせび泣く。

ジャニーズの皆さんも勢ぞろいでカウコン感がすごい。豪華。

個人的ハイライトは生田斗真さん。かわいくてかわいくって・・・うちわ持ってさ~岡田さんもめっちゃ嬉しそうだったね~~・・・かわいい。

V6とTOKIOの絡みは名人芸だった。笑いが頻発するし乱闘コントもDVDに収められて最高。乱闘に絡まない三宅さんと岡田さん、THEカミセン。

櫻井さんのファン目線、分かります、ファン代表発言ありがとう。

岡田さんの発言を待つHey! Say!JAMPさんたちは子犬のようだった。孫を見る目で見ちゃうよね。

急にさみしくなっちゃうV6も一回区切るくだりもかわいい。

そしてここ毎回一緒にストレッチしちゃうよね。井ノ原さんに褒められ隊。

MCからメドレーまで、メンバーの衣装替えのつなぎとして作られたムービー。一言でいうとV6は宇宙・・・という何をこいつはという感想になるのだが実際そんな感じだと思う。改めて彼らの歩んできた時間はとてつもなく長いものだと実感したし彼らがグループとなったこと、そしてファンひとりひとりがV6に出会えたことが奇跡なのだなぁとじんときた。

 

39 Symphony

第1楽章 Orange~COSMIC RESCUE~IN THE WIND

Orangeをベースに聞き覚えのあるフレーズがミックスされる。スクリーンには大きな時計が映し出される、私は10周年のコンサートをまだ見ていないので比較できないのが残念。空の中に見える6人のシルエット。いったんシルエットで見せてから明るくするという照明具合が絶妙だ。

コスレスは一番丸ごと歌ってくれるとは思わなかったためうれしかった。Aメロの出だしのみんなのステップが大好き・・・。

そしてIN THE WINDのジャジーな編曲。これが噂のセクシー泥棒。長野さんのコントモードが全開で笑ってしまった。なんであんなに高音なんだ。

ITWはもう私の中で大ヒットで、なにより三宅さんがセンターなのがアツい。バックスクリーンのダイヤモンド?がメンバーカラーに変わるところもアツい。この後のセクシー泥棒が三宅さんで私は打ちのめされた。花火が撃ちあがるような悲鳴、もはや私だったのでは?

第1楽章は初めということでそこまで飛ばしすぎず歌う曲は長めに、しかし分かりやすい曲のワンフレーズを大量に挟むことでメドレー感を十分に出していた。

 

第2楽章 Sexy.Honey.Bunny! ~愛なんだ~kEEP oN.~WAになっておどろう~

              バリバリBUDDY!

硝子の割れる演出が決まっていた。この繋ぎはおしゃれすぎだろう。「忘れちゃだめさ」の森田さんの手の振りが史上最高だった。サビの後に「知りたい触れたい見つけたいいつかほんとの愛だけ叶えたい」という愛なんだのラップが挿入されているが、セクバニの時に言われるとなかなか狂気を感じてぞくぞくする良さがある。

フリー素材よろしく多用された愛なんだもきちんと歌われる。いえ~~!の盛り上がりがすさまじい。

kEEP oN.は切り取った箇所が絶妙。岡田さんが三宅さんを押し倒したところ(語弊なし)はもはや技だった。長野さんソロパートが最高だった。セクシー泥棒の影はもはやどこにもない、男前だった・・・。

WAになって踊ろうは繋ぎが良かった。なにより森田さんソロ。20周年記念の映像にこのハニースイートボイスが残ったことは重要である。宝だ。

バリバリはすごい。「みんないるか~」に対する井ノ原さんのはぁ~いがかわいい。とってもかわいい。岡田さんのタックルはほどほどだったようだがこれでほどほどなのか。楽しそうだし、けががないならよいです。

第2楽章はテンションの高い曲多めでノンストップ。愛なんだ、WAという初期のみんな知っている曲に比較的最近の盛り上げ曲を加えることで誰でものりのりの構成。照明もカラフルで元気が良い感じで華やか。

 

ここでまた映像

公演に関わったスタッフの人数が出た時に拍手がおこるのがさすが・・・。

この映像はメンバーも多く関わっていたのでその思いも感じつつ見ると一層感慨深いものがある。

V6とファンの距離「いつも そばに」は泣けた。この次メジルシの記憶で「会えない夜も平気だよ」という歌い出しなので余計に泣けた・・・。この歌は別れてるけどな。

 

第3楽章 メジルシの記憶~ジャスミン~野生の花~蝶~GENERATION GAP~        

              本気がいっぱい~Believe Your Smile

坂本、井ノ原の掛け合いに外れなし・・・。メジルシの記憶はなんとコンサート初披露。シングルで歌われていない曲があるなんて曲数の多さは伊達ではない。メドレーのおかげでこうして良曲が日の目を見ることになって感謝。

ジャスミンはなにか違うと思ったら2番だった。メジルシの記憶との歌割りバランスを考えたのかな・・・?サビの歌詞がとても好きなのでうれしかった。

ジャスミンから明るくなっていくのかと思いきや野生の花、蝶と続く。この2曲の繋ぎはかっこよかった~。

GENERATION GAPは蝶と本気がいっぱいのオケで歌われておりなんだなんだ!?と思ったがちゃんと成り立っているのですごい。この曲が転換点となって一気に明るくなる。本気がいっぱいはヘイ!である。やりたい。

ビリスマは突き抜けて明るいのに歌詞から微妙に不穏な成分を感じて最高である。照明の青色も歌詞の中に出る空という部分とリンクしているようでさわやかだ。

第3楽章はトロッコ上でファンサをする彼らを見られるところに注目したい。マルチアングルで1人ずつじっくり見ると違いがあって楽しい。基本はパフォーマンスに重きを置いておりDVD編集もその方面にぐっと寄っているのでファンサがここまで長く映ることは珍しいのではないか。コンサートにいるかのように感じられてよかった。

 

第4楽章 over~愛のMelody~Darling~スピリット

overはただただ泣いた。朝焼けのようなオレンジから眩しいくらいに白い照明。歌い出しからサビまでは歌っていない人がぼんやりと、青い照明で照らされる。スポットの中で歌っている人も微妙に青く照らされており、ここの照明の移り変わりがきれい。

この曲はパート割りが絶妙だと思っていて、若かりしトニセンカミセンそれぞれの苦悩やパワーがよく表れている。そしてこれを20周年に歌うという奇跡。

この曲の三宅さんが本当に美しかった。もはや直視できなかった。

愛のMelodyが桃色っぽい照明なのはかわいかった。指をぱちぱちするメンバーももれなくかわいかった。振付を覚えなくては。愛メロ捧げたい。

Darlingは無条件でときめきMAX曲。リズムが一瞬違っていたためまた動作不良かと思った。あらゆる音源で同じことが起こったのでたぶん違う。最初の長野さんアップで一瞬伏し目がちになるところにgoodきた。白状すると毎回巻き戻して見ている。「痛いくらい~」の三宅さんのジャケットプレイは芸術。

そしてここで私の好きなFeel your bleezeとキセキのはじまりが来て・・・まぁ歌われないんだけど・・・いいんだ別に・・・間奏明け「やっと~出会えた~」を待ち構えていたけどいいんだ・・・。

スピリットは盛り上がる曲だしこの流れに最高にfitしてた。長野さんと岡田さんはなぜそこでおじぎなのか、V6あるあるなのか。V6あるあるがメンバー内でしかあるあるでないのはV6あるあるなのだろうか。照明がカラフルになりこの次の曲との対比もはっきりついて良い。

 

第5楽章 君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか~Timeless~Sky's The Limit~

              ROCK YOUR SOUL~TAKE ME HIGHER

最近のバラードシングルをどのように歌うかという問題は最高の形で答えが出た。アカペラで始まった君君。声の聞き分け能力がない自分を恨むばかりである。バックの映像の入り方が絶妙。画面の引きが多かったためスクリーンがよく見えたし星空のようなこの映像があったことでこの曲の魅力が増したのではないか。

坂本さんのほっぺたって柔らかいんだねけんくん。

Timelessは君君の曲の雰囲気は引き継ぎつつも一転してフォーメーション移動が激しい曲である。それを活かした照明とカメラワークが素晴らしい。サビまでは下手からのみ強く光を当てることで、上手からのカットはほぼシルエットしか見えない。岡田さんソロパートや「互いに背を向けた日」という部分のカットで存分に力が発揮されており、顔が見えないことで歌っている彼らの姿に過去の彼らを重ね合わせて見るということができる。

サビでは優しい青を基調とした落ち着いた照明になり顔もはっきり映り、今のV6を感じられる。

そしてその青い照明からスカリミへと繋がっていくのがすっごい。

まだ踊るのか・・・!と感動するがビジュアルコメンタリー後だと全く真剣に見られなくなる。歌い出し直前の三宅さんがすごいやばいから見てください。語彙が消えるくらいやばいから。

青い照明ベースかと思いきや意外と鮮やかで、それがまたよかった。ラップ時はまた赤い照明で、かなりかっこよかった。

それと大サビ直前で長野さんと岡田さんがにやにやしているのが気になってしかたない。すごいおもしろいけどなんで笑ってるんだろう・・・。ラップの時に岡田さんが長野さんをガン見してるのは分かる・・・。このことを友人に言ったらそれを見つけるお前が気持ち悪いと返された。

ROCK YOUR SOULイントロからTAKE ME HIGHER、ここの繋ぎは燃えた。一瞬のMADE IN JAPANがはまってた。この部分つい口ずさむ良さがある。

TAKE ME HIGHERを見てやっぱり初期はトニセンカミセンで振付がはっきり分かれていたんだな~と実感した。当時の振付のままで踊るのはやはりすごい。アウトロの森田さんもすごいやばい。

 

第6楽章 出せない手紙~UTAO-UTAO~ありがとうのうた

大号泣だった。この流れで出せない手紙はずるい。第5楽章が終わるとともに流れ出した昔の彼らの写真。BGMはbelieve。この時点でやばいなと思っていたがその次にデビュー1年未満の彼らの映像。これまでを振り返る企画で各々作文を読む。カミセンは本当に子どもという感じだし、照れからかちょこっとふざけたような文章のメンバーもいて、痛いくらいの若さを感じる。ここからBGMが出せない手紙となって、もう、だめだった。

バックスクリーンを見つめるメンバーたち。どのような気持ちだったのだろう。きっと当時はこんなに長く続くとは思ってもみなかったはずだ。しかしそれをステージ上で見つめるV6がいて、無邪気といえる年齢でなくなったものの彼らは変わらずステージに立ち続けている。

HELLOで後述するがこの2曲からは同じ雰囲気がした。当時はまだ儚い存在であったアイドルという概念は変わっていき、彼らは大人になったが変わらずV6として存在する。その中で感じてきた葛藤や苦しみが現れているようで呻いた。だいたい浜辺の映像なのも歌詞とリンクしていてすごすぎる。

出せない手紙でしくしく泣いてここからの心の復活は無理だと思ったけれどあっさり救われた。UTAO-UTAOとありがとうのうたの持つ力は強い。

メンバーも優しい笑顔でいたので、こっちも笑っていいんだと安心した。ここで「想像通りのこのステージ」と歌ってくるのがすごいとしか言えなかった。未来のことを言ってくれたりさぁ・・・こっちこそ君がいてくれて救われたんだ状態である。ありがとうと言わせてほしい・・・。今日を覚えているよという歌詞とバックスクリーンの各会場の映像に繋がりが見えてまた泣けた。

 

Wait for You

2015年度ジャニーズ楽曲大賞第2位のこの曲。オープニングでピアノバージョンもあったが満を持してここでロングバージョンを披露。

39シンフォニーのあとに今すべてが始まると歌えてしまうのが末恐ろしい。

落ち着いた曲調ながらも力強い未来への意志をびしびし感じて最高だ。どうしてもトニセンの「一緒に来てくれないかい」が「一緒に生きてくれないかい」に聞こえる。照明がこのときぱっと変わるのでより目立っており余計に意識してしまう。妄想だと思ってほしい。

幻想的なこの曲にはやはりスモークが似合う。繊細さを感じる細かいスポットと内なる情熱を感じるような赤と青の照明のタイミングが最高。「あの上もっともっと上」の足さばきを正面から撮ってくれて・・・ありがとう・・・。

 

メンバー挨拶

個人のところと重複しそうなのとだいたい泣いてて書くことができないので少しだけ。

長野さんが大好きですと言っていたのがぎゅ~~っとなった。あんまり言葉に出すイメージがない(知らないだけだと思う)ので30周年の時にまた言ってもらえるように誇れるファンでいようと思った。

森田さんはうれしいです、という率直な感想がなによりうれしかった。やっぱり瞳がきれい・・・。

三宅さんの言葉はファンでいてよかったと終始思わせてくれるものだった。吸い寄せられるようにファンになった私だがこれからも応援します。

岡田さんは泣けた・・・。やっぱり最年少の彼から見るグループの存在は特別なものなのだと思った。

坂本さんは本当に大人だ・・・いや大人なんだけど・・・。この挨拶は忘れないと思う。

井ノ原さんのおかげで私も一生生きていける。ほとんどが親子席になっても楽しいかなぁと言う感性が優しさでいっぱい。

 

~此処から~

メンバー作詞井ノ原さん作曲のこの曲、20周年記念曲の1つである。

しかしなんとも内向き。そこがいい。メンバーがメンバーに向かって語り掛けているのがついでに私たちの耳にまで流れてきたという印象だった。

まさか此処からという歌詞がこのような意味だとは、タイトルだけでこの意味を思いついたファンはいたのだろうか。私は20年、ここからまた先へというニュアンスを想像していたので度肝を抜かれた。

途中まで坂本さん以外はステージに腰掛けていたのだが、坂本さんは曲中ずっと立ったまま。最年長である彼がコンサートの最後まで立ち続けるという図は、ただかっこよかった。

大サビではハート型の紙?が降っており、それがすごくかわいい形で優しさや愛がぎゅっと詰まっていた。

 

ENCORE1 

TAKE ME HIGER

多っ!!??という感想。嵐のメンバーがバックダンサーとなったのは雑誌等で知っていたがいざ見るとなると不思議な感じだった。

V6のDVDしか見たことがないのでバックという存在があまり分からなかったが、こんな風なのか。6人ですら目で追うのに必死なのにほぼ倍となってしまっては誰がどこにいるのか全くつかめなかった。Aメロが始まるまで分からなかった。私は動体視力を鍛えた方がいい。

それにしてもV6のメンバーがにっこにこでうれしそうなので見ているこっちも楽しかった。あの時一番楽しかったのは多分V6である。隙あらばうしろ見ちゃってるもん。彼らがうれしいのが何よりである。

曲終わりの瞬間イヤモ二を外す井ノ原さんがかっこいいので見てください。

 

MADE IN JAPAN

直前までわきゃわきゃしていたが振りが始まるとスイッチが切り替わる、そこがプロだ・・・。全員がどんっと上を向くところめちゃくちゃ燃えた。イントロとアウトロの照明がメンバーカラーっぽいしアンコールとは思えない力の入れようだった。

やっぱり初期は坂本森田、長野岡田、井ノ原三宅ペアが基本だったんだろうか。各ペア毎の振りをしっかり見たいからマルチアングルが欲しい。(強欲)特に「東の空から」の部分。三宅さんが美しすぎる・・・全員分見たい。

クロバットのくだりは全公演分欲しかったよね、正直。(強欲)

 

CHANGE THE WORLD

この曲が来るとは実は全く思っていなかったので驚いた。39シンフォニーで一瞬だったので残念がっていたけど十分すぎるほど歌ってくれた。

明るくて声も出せるしアンコール向きだ、新発見。

「二度と迷わない君といる未来」がここまで泣けるシチュエーションなどない。

 

ENCORE2

BEAT YOUR HEART

絶対楽しい。私も手を高く掲げたい。歌詞がけっこうとがっていて好き。

坂本さんと長野さんが二人並んでラップを歌うカットが異常に燃えた。なぜかは分からない、本能的な・・。全員にラップパートがある曲がいくつあるかわからないがそんなに多くはないはず。改めて全員ラップできるってすごいな。

岡田さんが外に出た時みんなえっ!?外!?という反応でそりゃね、当然だよね、うんうん。でも帰ってきた時よかったねとか走ったねとかトニセンお兄さんは優しい。井ノ原さんなんて呼び捨てされてもツッコミもしない、優しい。

 

ミュージック・ライフ

この歌いだしの森田さんはいつなんどきも殺傷力が高い。ガチャガチャしてくれなかったのは残念だけど仕方なし。ショートバージョンでも思う存分MUSIC IS MAGICを味わえることが証明されたしな・・・。

この後リボンシャワー、トリプルアンコールにHELLOという号泣待ったなしかつだんだんと静かになっていく構成なのでここで一発どんとテンションを上げておくのは重要だったと思う。

 

リボンシャワー

ここが天国だった。尊いという言葉が具現化していた。ツイッターのレポを見て泣いたし雑誌を見て泣いたしスポット映像を見て泣いたしどうなることやらと思っていたが通して見ると泣くとか泣かないとかそういうのじゃない・・・。もはや自分が生きていることに感謝した。もう何も言えない。頭が痛くなるほど泣いた。

長野さんからまみれだしみんなが乗っかる展開はV6って感じだった。長野さんから始まるのは意外だったけれどすっごくうれしくなった。岡田さんが照れつつ混ざる部分よかったよね・・・。明らかにテンションの高いメンバーが愛しい。

そして三宅さんのスマホで撮影した場面!!!ここであのメインステージ上から映すカメラ(命名私)がこの上ない活躍をした。このために存在したのかもしれない・・・。

感動の中、山ほど迷言が生まれていたのでこれから積極的に使っていきたい所存。今日はここに泊まるぞ!

ジャニーさんエイベックスさん私からもありがとう!!!!!

 

 ENCORE3 

HELLO

音源を持っていないため初めて聴いたのだが、ゆるやかな世界の終わりとこの世の果てを感じた。

最後の挨拶で井ノ原さんがこれからもよろしくと言わなかったら、初見時の私の心はコンサート終わりと同時に動きをやめていたかもしれない。夕焼けに包まれて、太陽が沈む様をなすすべもなく見守っている気持ちだった。

メンバー全員別次元の人のような輝きを放っていた。20年もこのステージに立ち続けてくれているのに、今にも明るすぎるほどの照明とともに消えそうなくらい崩れそうで儚く私の目に映ってしまい息ができなかった。

初見時はほぼ放心だったが、回数を重ねるごとに受ける印象が変化していった。

「覚えていられそう」だし「忘れてしまいそう?」なのだ。ずっとここにいる彼らの中には刻み込まれている何かがある。

少し特典の内容になってしまうけど、メンバーは過去のコンサート内容や衣装がぱっと思い出せる。(そりゃ忘れてることもあるけど)どれだけ膨大でもそれほど深く記憶に残っていて、それがまたひとつひとつ、月日の流れとともに更新されていくのだ。

森田さんお誕生日ブログに書いた私の親戚たちのようにV6のファンであることが過去のこととなってしまった人もいるだろう。彼らのV6はどこかから止まっている。しかし彼らは私そっちのけでV6話によって盛り上がっていた。

彼らの青春の思い出には深くV6が関係していて、私はこのような人たちへのメッセージでもあると考えた。愛したなにかは私たちの頭のどこかへそっと刻まれているのかもしれない。

その人たちに対してどこか懐かしむように愛おしむように今も変わらずここにいますと伝えるようだった。それがどれだけ優しくて切ないことか。勝手に好きになられて勝手に離れていく、アイドルとファンとの関係をV6はこんなふうに歌うのだ。前々から過去のファンへの曲という解釈をTwitterで見かけていたがようやく腑に落ちた。

V6の今を知っている私は、この曲をどう受け止めるべきか考えたりした。この気持ちが過去になる日が来るのかと恐れたりもした。

でも今好きならば、その気持ちを今精一杯持ち続けることが私にできることだ。彼らがこれからも鳴らし続けてくれている限り、それを受け取り続けるだけである。

私はこのような結論に至ったため、20周年という節目のラストナンバーはこの曲が最もふさわしかったと思う。今の彼らへの思いが、ずっと覚えていられるくらいに脳から何から体中に刻まれた。

 

衣装

 

オープニング~Airの衣装

神さまありがとう。衣装さまありがとう。

最高である。初めて見た時は失神しかけた。ナポレオンジャケットがここまで似合う男性が三次元に6人もいるなんて。

トニセンカミセンで裾の丈が違うのなんてもう・・・言葉がない。

全員微妙にデザインが違うのだが、こ~れがまた似合う。坂本さんと井ノ原さんの裾は長い脚が見えるし翻すと絵になる。長野さんは高貴さが500倍増し。ターンしたときすごくきれいに見えるのでMFTPの最後に注目してほしい。

井ノ原さんと森田さんは襟もとの基本が同じデザインなのだが、井ノ原さんはちょっと開けていて森田さんはしっかり閉めているという差がオタクの心を昂らせる。

岡田さんと三宅さんの基本的な型は一緒・・・かなと思うが襟の開け具合まで似ていて良い・・・。岡田さんは国の重鎮みたいだし三宅さんは王子様。

金と黒という配色もギラギラ輝くジャケットも20周年のオープニングにふさわしいゴージャスさ。サイドと袖の内側は違う生地でぎらついてないのだが、そこの細かさがまた衣装に対するこだわりを感じる。背中の大きな銀色のVもめちゃくちゃかっこいい。この長文から言わなくてもばれるけどこの衣装が個人的に一番好きだった。

 

太陽の当たる場所~HONEY BEATの衣装

これとっても好きだった。今ナポレオンジャケットが一番好きって書いたところだけど許してください。

パフォーマンス重視、ガンガン歌って踊るからこそのシンプルな衣装。ここで気づいたのだがパンツのサイドきらきらラインがあった。踊るときにいい味を出している。ハイネック気味なところがまた素敵。メンバーカラーの色味も上品。

やましい方面から言及するとメンバーの体形があらわになっていて素晴らしい。全員ベルトの位置がおかしい、トニセンの足の長さが注目されがちだが全員のスタイルがやばいということがしっかり証明された。

 

Honey~SPの衣装

この文字。初見時にいやまさかそんなはずは・・・と見て見ぬふりしようとしたがGUILTYがそれを許してくれなかった。ラップパート、メンバーを先導し颯爽と歩く森田さんの背中、バァァァァンがなかなかのアップになり集中できなくなった。そういうGUILTYはいらない。

シリアスな曲が多めだったのに視界に入るダァァァァンやズギュゥゥゥゥンが簡単に浸らせてくれない。これも試練なのか。しかし見続けるとだんだんイケてるな・・・と思ってきた。どんなデザインでもスタイリッシュに見えるからアイドルはすごい。というかこんな服ステージ衣装でなければ一生見る機会がないだろう。

スーツの形は全員一緒だが靴がトニセンカミセンで違った。トニセンの靴がかわいい。

 

第1楽章の衣装

またすごいのが来た。宇宙を感じるマーブル模様のジャケット。前の映像が宇宙だっだことやコスレスを歌ったことでより宇宙感が増した。これがメンバー毎に微妙に形が違ってこだわりを感じたけど、基本は柄に目を奪われていた。

ジャケットに気を取られていて気づくまで時間がかかったのだが、インナーがちょっとずつ違う。三宅さんの裾がシースルーなのが妙にセクシーだった。白いパンツもこんなにスタイルの良い人たちに穿かれてうれしいと思う。

この衣装はお揃いの靴で、これまたかわいい。

 

第2楽章の衣装

いつのまにやら着替えていた。セクバニの暗転中だった。

このジャケットのメンバー毎の違いがものすごく気になるのだけど坂本井ノ原、長野岡田、森田三宅が同じ形・・・?かな?すごく自信がないので違うときは教えてください。

シルバーのギラギラがアクティブな感じにぴったり。

この後はスーツ三昧なのでシンプルな色使いで次につなげつつ、この楽章では踊るぞ!という気合が衣装からも感じられる。

 

第3楽章の衣装

スパンコールがほんっとうにきれいで・・・。高級感があるしみんな何色でも似合うんだなぁ・・・。ジャケットの前を開けている組(井ノ原、森田、三宅)と閉めている組(坂本、長野、岡田)きれいに3人ずつ分かれているというこの事実precious。

照明もなんとなく青系が多かったのでマッチしてた。第3楽章はトロッコ上で披露されたので踊る姿が見られなかったのが残念。これでスカリミとか踊ってくれたらきれいだったろうな~。

 

第4楽章~第5楽章の衣装

ジャケットを変えただけで雰囲気は一変。黒でよりシックになったがきらきらはもちろん付いていて良い。そして見逃せないのはチーフがメンバーカラーなこと。世界よこれが大人アイドルのメンバーカラーの見せ方だ・・・。暗い中でもひっそり主張しており素敵。

Darlingや愛のMelodyがあるものの全体的にしっとりとした曲やクールな曲が多かったため何でも合う黒で大正解だったと思う。

 

第6楽章~ ~此処から~の衣装

赤がステージに映えていた。その前が黒のスーツということもあり対比でより目立っていた。テンポが遅めの曲が多く衣装がしっかりアップで映る時間が長かったため細かい部分のこだわりも見えてよかった。

ジャケットの丈は三宅さんが一番短い・・・?坂本さんと井ノ原さんが長いのは分かるんだが長野さんちょっと短いよね・・・?岡田さんと森田さんと同じ丈・・・?確信が持てないので違ったら教えてください。ネクタイの有無で個性が出ていたので素敵。

 

アンコールの衣装

どれだけ見てもどれだけ見ても長野さんと岡田さんのTシャツにアレンジが見られない。長野さんVネックになってる・・・!?という幻覚まで見えた。

坂本さんはスポーティーで素敵。井ノ原さんは正直最高。シャツを合わせた人、分かってる分かりすぎ。切られた裾は三宅さんにいったのだろうか。森田さんは襟がめちゃくちゃキュート。三宅さんはおしゃれすぎる。きらきらできれい。

 

メンバー

 

坂本さん

かっこよかったよぉ~あんたリーダーだぜ~~~という感じ。

この人が30周年40周年はどうなるんでしょうかと言ってくれたことがうれしくて同じくらい驚いて涙が止まらなかった。彼がそう考えるならば私はその思いを胸に応援し続けるし、V6が生活の一部にある未来を想像する。

パフォーマンスも余裕すら感じられる安定感。こなれたリズムの取り方が素敵。歌唱面はどこをとっても最高すぎてびびる。メジルシの記憶歌い出しは聞きほれた。

最も印象に残っているのはスカリミ。サビ前の長いソロパート、井ノ原さんとのハモり、大サビ前のフェイクと見せ場が多いし全て完璧にかっこいい。ライブ後半にここまでのパフォーマンスってもはや畏怖の念を抱く。

 

長野さん

なんか・・すごく美形で男らしくて・・・めっちゃ惚れた・・・。語彙力が完全に死んでいるけど今回の長野さんはそのくらい衝撃を受けた。

そりゃいつも美形だしかっこいいけど今回のライブでは男っぽさがたくさん見られた気がして、それが心乱れる原因だったと思う。

例えばhoney間奏の煽りやGUILTYのジャケットプレイ等、これまであまりしていなかった(私が見逃しているだけだと思うけど)仕草がいちいちときめきだった。新たな一面を発見してしまい今後ますます目で追ってしまうと思う。

最も印象に残っているのはkEEP oN.のソロ。歌う時の姿勢も歌自体も完璧に好みでどうしようかと思っている。どうにもならない。

 

井ノ原さん

第3楽章でファンサマシーンとなっていて、たまに手が何が何だかという動きになりおもしろかった。でもさ、でもあんなにファンサしてくれたら供給過多で死んでしまうよね、ありがとう・・・。

パフォーマンスは相変わらず最大級にツボでぐうううと唸ってばかりだった。細身の衣装や体のラインが出る衣装のおかげで合法的に井ノ原さんの体が動く様を凝視できる。

SPの「夢を未来向けて」の歌い方は腰が抜けるほどのアレンジだったしコスレスのダンスはとにかく一瞬の隙無く最高なので見ると幸せになれます。

MCの要であることがはっきり分かるし此処からという超絶名曲を作ってくださったこともあり尊敬がとどまることを知らない。というか井ノ原さんはあまり突っ込んだ感想を考えると結婚してほしいに収束するのでうかつに書けない。

 

森田さん

すごく優しさが感じられた。歌うときの表情だったりMCの言葉だったりいろいろな場所で優しい思いがにじみ出ていたと思う。

パフォーマンスは当たり前のように天才的だった。MFTPは常に最高値をたたき出しているのでほんと1回森田さんに注目して見ていただきたい。「寂しくさせても」の寂しくの部分がセンスの塊でしかない。Airで花道に降り立ってからの森田さんアップはひたすら絵になるカットだったしグッデイ!!の間奏も腕の巻きが良い。

それと森田さんの足首がずっと見えていて気になってしかたなかった。狙った丈なのか・・・?ファンが喜ぶだけと知っての丈感・・!?三宅さんも足首が見える丈だが他の4人は別に見えていないので気になる。

最も印象に残っているのはビリスマ最後の「この気持ちはもう変わりはしない永遠に~」のところ。全人類が森田剛に恋した瞬間である。

 

三宅さん

いつも強くしなやかで美しくかっこいい自担の三宅さんですが、今回はすごかった・・・。

まずはそのビジュアル。元祖奇跡のおじさんと言われるだけのお顔の変わらなさはさすが努力のたまもの。

そして特筆したいのは髪型。初めて三宅さんを知ったときはもうこの髪型に近く、ある程度美しさに慣れていると思ったけどそれは大きな間違いだった。前髪が目にかかればそこから覗く端正すぎるほどの顔がより強調されるし、その髪をがっとかき上げれば卒倒だ卒倒。

三宅さんがアップになる度に恐ろしいほどの美しさを感じてしまうし、もうベストシーンを選べない。瞬きの度にまつげの先から星が散って、揃った前髪が揺れればしゃらしゃら音が鳴って、触れてしまったら朝露のように消えてしまいそうなくらい幻想的だった。

しかしガンガン踊って歌って、力強さや存在感にもあふれていた。今そこに手を伸ばしていた部分の空間までも彼のものに見えた。

今回は笑っている場面も多く見られ、オタクはその輝かしさにあてられそれはそれで泣いた。強いて言うならばありがとうのうたからWait for Youのパフォーマンスは一生見ていたい。

 

 

岡田さん

楽しそうで何よりであり、こちらまで笑顔になった。

髪型も関係しているのかもしれないが、時折14歳の岡田さんの姿が重なって見えて驚いた。特にビリスマ歌い出し直前のアップ。すごくピュアな笑顔で瞳がきらめいていて、愛おしさでいっぱいになった。メンバーのことをお兄さんと言いここに連れてきてもらったと静かに話す姿には俳優としてではなくグループ内最年少のアイドルである彼が見えて泣いた。overを贈りたい。

そしてどう表現すればいいのかわからないが、歌がめちゃくちゃうまい。これまでがうまくないとかではない。ただ今回は絶好調というか、とにかくステージが1つ上に上がっているように感じた。最初からあれ?と思っていたがAirのソロで確信に変わった。GUILTYの大サビ前ソロも決まっていた。

まさか20年選手の彼にまだまだ計り知れない伸びしろがあったなんて。もともと素直でまっすぐな歌声で大好きだったがもっと素敵に進化していた。

最も印象に残っているのはやはりAirのソロ。甘くて穏やかな感情を体温で溶かして声にしたみたいな歌い方で素晴らしい。

 

全体の感想

 

 

V6は最高。

20周年のアニバーサリーという節目でこれ以上ない円盤だと思う。円盤化にあたってノーカットは全てのファンが望んだことだろうし、ノーカットが発表された時はガッツポーズした。

そして今回は字幕がついたことも外せない。より多くの人が楽しめるようになり素晴らしいことだなぁと決定時から思っていたが、私は今字幕ありで見まくっている。この感想を書いている時は曲名や歌詞を調べる必要がなくなり便利だった。

そうでない時にも役に立った。特にMC。大人数が話していると聞きとりづらかったり声の出どころが分からなかったりするが解消された。これからのコンサート映像でもつくことを希望している。

内容についてはまさに20年の集大成。

限られた時間の中これまでのシングルを全て盛り込むという挑戦。39シンフォニーあってのものだったと思う。これまで披露されていない曲やファン投票で順位の高い曲を長めにすることも、構成の上でより良いものを求めて長く披露した曲もワンフレーズのみになってしまった曲も、全て考え抜かれたものである。

誰しも思い入れのある曲があり、それを歌ってほしいと思うことは当然だろう。

でも好きな曲というのはワンフレーズだけでも満足してしまうということを私は今回のコンサートで気づけた。一言が流れるだけでその曲にまつわる思いがあふれ出す。ファン歴半年の新規でこれだけなら、ファン歴が長くなるほどこのメドレーを聞いて思うことは多くなるのだろう。月日が経つほどこのコンサートを好きになっていくと思う。

39シンフォニー以外の選曲も素晴らしい。トニセンカミセン曲があったことが個人的にはとてもうれしかった。

照明や映像をはじめとする演出も完璧で、スタッフさんへの感謝が尽きない。20年アイドルの風格までもが演出されていた。

このコンサートはアイドルという職業のひとつの到達点といえるだろう。

しかし彼らの中では通過点でありこれからもV6であり続けてくれる。それがファンにとってどれだけうれしいか。変わらない存在であるとともに、グループとしても新しい試みをし続けてV6には常に新しい風が吹き込んでいる。こんなの未来への期待しか感じられない。20年経った今からでも応援するのに遅すぎることはない。みんなV6はいいぞ。

ハイパー新規が言うのもなんだけれど20年間歌い続けてくれて本当にありがとうございます。これからも鳴らし続けてくれることにありがとう。何より出会えたことに最大の感謝です。これからもどうぞよろしく。

ちょっとだけ・・とディスクに手を伸ばし全編をみてしまう、そんな最高の円盤です。