その美しさを描けない

割り切れないshotにgoodきてる

マニキュアの魔女

 

この3日で、3人にマニキュアを褒められた。

マニキュアを褒められたというのはなんだかいまいちな言葉遣いの気がするが、とにかくマニキュアを褒められた。

 

「今日はピンクにしたんだ」「その色かわいいね」「なんかきれいにしてるよね」の3件である。私くらいの気持ち悪い生き方になると、この程度覚えておくくらい造作ない。

なんでこんなことをブログにするんだと思うでしょう。心底びっくりしたからだ。

 

最後に人に容姿(爪を容姿というかは微妙)を褒められたのがいつか思い出せるか?親族は除く。……思い出せない…。別に納得なので落ち込むとかはないけど、とにかく無い。

言いたいことはマニキュアってすごくない?塗るだけでいいのか?すごい…。

 

この1年でネイルがものすごく好きになった。ネイルだけではなく化粧やらなんやらも好きになったけど、特にネイルは塗ってないと嫌なレベルまで来た。ジェルができる時はサロンに行くし、できない時はずっとマニキュアを塗ってる。

 

ネイルは良い。好きでない自爪の色を一発で変えられる。形が嫌だから伸ばしていたのもなんとなく清潔感に欠けるかなと思っていたけど、色を付けてしまえば長くしてても大丈夫。

何よりも、自分の中にきれいな部分があると心が落ち着く。

 

前は爪の色をあれこれするのを嫌ではないけど、不思議だな〜ほほ〜きれいはきれいだな〜と思ってたけどこの有り様だ。

 

「マニキュアの魔女」とは母のことである。昔から実家にはガラス戸の背が高い棚がある。母はその中にありえないくらいの数のマニキュアを入れていた。

色は9割ピンク。それもベージュ系のいわゆるオフィス向けのもの。

幼い私はとにかく不思議でたまらなかった。全部同じ色に見えるけど、瓶の形は違う。時に母はそこからいくつか選び出して、せっせと爪に塗っていた。

 

何十本もあるだろうきれいな小瓶から数個を取り出す時点で薬を調合しているようにしか見えなかったのに、何より匂いが魔女。

今思うとあれはリムーバーの匂いだろう。しかしあの独特の、長い時間空気に居座る匂いは母を魔女にした。

 

マニキュアの魔女と名付けたけれど1回も言ったことは無い。笑われそうだ。秘密。

あの頃、ガラスの向こうに見える小瓶の群れには手が届かなかった。

魔女は時にグレーに塗ったりもした。さすがにえ〜??と思った。爪は桜色なのに〜?と思った。

 

あの頃の私に教えてあげよう。今私の左手の爪はクレヨンみたいなピンクだし、右手の爪はエメラルドグリーンみたいな水色だ。

ついでに普段は暗い紫だ。わはは。

 

現場に行く時は極力好きな人のメンバーカラーのマニキュアを塗ると決めた。

私あなたのことをこれだけ思ってるのと直接語りかけることと、あなたのことを思ってこの色を塗ったのは同じくらいの狂気を感じる割に難易度が違う。(少なくとも私はそのくらいの重い気持ちで塗ってしまう…)

マニキュアの色はかわいい、どんな気持ちを込めても色がよどんだりしない。

少なくとも念を込めながら塗っている時点で、母より私がマニキュアの魔女である。

 

クリスマスに向けて2色塗ることは決めていたのでこの前新たにピンクを買った。青は娘。の時に塗るエメラルドグリーンがかなり青なので流用した。

自分の目が慣れるようにこの一週間は両手にピンクを塗っていた。

あまりにも濃くてやっぱりかわいすぎる…これは買い直すか…?と思っていたけど冒頭の通り褒められてしまった。

彼の色が似合うね、と言われたも同然。おめでたき人こと私はそう思ってしまうのだ。素直にどきどきした。マニキュアは買い直さなかった。

 

1日目は全身真っ黒の服装である。非オタ唯一といってもいい友達にそのことを言ったら本当に死にに行っちゃうんだね…としんみりされた。

2日目のトップスはピンクだよと返しても1日目で死んじゃうなら意味無いよともっとしんみりされた。次会う時は魂食べられちゃってるんだねだって。

魔女なのに魂を食べられてどうする。

 

久しぶりに携帯で書いたので見づらいかも。なんというか思いが募りすぎて、クリスマスが来ることがまだ信じられなくて、何かしていないと気が済まない。早く準備をすべきなのに。

 

大阪ってどんなとこなんだろう。君の歩いた道、見てきた景色、私も見ていいんだろうか。魔女だけどクリスマスに免じて許してほしい。

 

ブログ開設1周年です

 

ブログ開設1周年です!!!!!!

こんなに続くとは思ってませんでした。続けると言っても基本月1かそれ以下の更新だけど・・・。

自分の頭の中のことを吐き出すのにTwitterでは足らなくなって、ジャニオタならばブログだろう!とはてなに登録して早1年!!!はやい!!!

 

前々から過去記事を振り返りたいなと思っていて、良い機会でした。この1年で書いた24の記事の中からいくつか読み返したのでそのなかで印象に残ってるものや好きな物をまとめていきます。

 

 

satohav6.hatenablog.com

 

 

satohav6.hatenablog.com

 

上が滝沢歌舞伎観劇の感想、下は三宅健さん37歳お誕生日おめでとうの記事。

どちらも健さんについての記事です。彼に対しては今、ものすごく安定した気持ちを持っています。昔から変わらない考えなんだけど、ファンというのは対象に直接なにかをできると思っていません。勝手に好きになって勝手に離れていくものだから、ファンのいる人はこちらのことなど気にせず生きてほしい。

実際それは難しいし、需要と供給が一致していると私も燃えるし、つまりは需要が自分の中にあるということなのでなんとも言うべきではないんだろうけど。どんなにこじらせようと趣味なので、そこを気を付けたいです。好きが抑えられなくなりがちなのを自覚しているので・・・。

 

滝沢歌舞伎は公演期間も含めて、ずっと忘れられない舞台になりました。今だから言えるけれど、あのころ健君は私にとって神様みたいで、どこか遠い世界の物語に生きるひとでした。

雑誌を買いに買いまくりインタビューを読み込んだり、チケットが届いても実感はわかず。だけど健君は怪我をして(この話題嫌な人はごめんなさい)、私の心臓は鉛になり沈んでいきました。重みに耐えられず血管はやぶれ悲しみと不安が体中に流れ出て、あふれた分が涙になった日々を覚えてます。

 

健くんのことが本当に好きだ。声にはならないけど叫んでいた。私が健くんに抱いている感情は主に尊敬だけど、あの瞬間は限りなく恋に近いような、でも崇拝とも呼ぶべきでもあるような誰にも感じたことのない好きだった。 胸の奥のほうで小爆発が起きていた。彼を知って感じた幸福や悲しみ、ときめきや苦しみ切なさまで、心に結晶となり宿っていた全てが流れ星のように飛び回りぶつかりきらめいていた。

永遠ってなんだ - その美しさを描けない

 

健君は力強く舞台に立つ人で、彼への気持ちのターニングポイントは間違いなくあの日でした。上の引用は、読み返してた時かなり好きな文だな~と思い載せました。たぶんブログ全体を通していちばん胸の中のことが言語になってるからだと思う。確か舞台から帰る電車で書いた気がするので、感想は早く言葉にするに限る・・・。溜めてお蔵入りになったものがいくつかあるので・・・。

 

お誕生日ブログはタイトルをめちゃくちゃ悩んだ記憶があるんだけど、結果的にいい感じになりました。タイトルと内容を関連付けたい派なので、内容を書き換える必要のあるものを思いついたらどうしよ~と思ってました。健さんのソロ曲は割と不動で4Uが好きなので、拝借できてうれしかったです。でも最近は夕暮れオレンジが沁みる季節になりましたね。

この時の彼に抱いている気持ちと変わっていなかったので、この感じでずっと好きだと思います。味方でいたいし、常にプラスの感情を抱くおめでたきオタクで構わないです。

それと私は好きな人を月に例えるのが本当に好きだな~(笑)と常々感じます。ほぼ全員そうなので、そういうふうに見える人が好みなんだろうなと開き直りました。

 

 

 

satohav6.hatenablog.com

 

びっくりすることに今年の4月はまだジャニーズWESTのオタクになってないんですよね。ちょうど彼らについて鬼検索して情報集めしていた頃だったのかな・・・?今となっては発売日にすら行動していないなんて寒気がするけど、このブログは好きです。

これもCDを買った帰りの電車で書いてました。勢いがありますね。ジャニーズWESTのCDはなぜか毎回うまく買えなくて、いや逆転は自分のせいだけど、人生は素晴らしいの時なぜかタワ・・・・ラインがフラゲ日に届けてくれずこれまた渋谷まで激怒しながら買いに行った記憶があります。

なうぇすととラキセに関してはもう何も信じられないので店舗予約しました。早く欲しい。

意外にもWESTに関してはあんまり数を書いてないなと思ってたけど、下書きとワードに5個くらいお蔵入りしたやつがあったと思うので、クリスマス感想は書き残したいです。

 

 

satohav6.hatenablog.com

 

 

長い…。こんなに長かったか!?これは書いてから1度も読み返してなかったので新鮮な気持ちでした。でも長すぎてばしばし読み飛ばした。

たくさん読んで貰ってる記事で素直にうれしいです。炎上しなくてよかった。これまでで最も時間がかかった記事だと思います。フォエバコン感想の方が文字数が多い(気がする)けどこの時は試行錯誤しつつだったのでよく覚えてる・・・。

1ヶ月半くらいほぼ毎日セクバニを見てパソコンに向かい合ってました。今思えば完全に狂気だけど、当時は真剣でした。というより何か迫られていた気がします。

ここで吐き出せなければ他の物に触れられない、そのくらいどっぷりこのDVDの世界にハマっていたので、これは自分を楽にするための記事でした。

そういう自己満足の塊を読んでもらって、セクバニDVD見ました!みたいなことをリプしてもらったり、人生こんなことがあるんだな〜と驚いてばっかりでした。

セクバニはほんと最高のDVD(ブルーレイも出た)から見ようぜ!私も見たくなってきた!

 

 

satohav6.hatenablog.com

 

懐かしかったです。この記事を書いてた時の生活が思い出されました。

これを書いてた時、バイトを始めて1ヶ月くらい、たくさん辛いことがあって大変でした。

人権とは!?みたいなバイト先とか、勉強が大変だったり、なんか風邪こじらせて薬代で生活の危機に陥ったり、重ねられるだけ重なったな…という感じでした。

まぁ〜だから完全に心が病みまくってて、雑誌やDVDが何も買えない自分はファンと呼べるんだろうか・・・と思ってました。そんな中一晩で書いた記事です。

ファンと名乗っていいか、とにかく不安で、誰に言うことでも無いからスマホに打ち込みました。この記事ともう1つ・・・?くらいはまだスマホで書いてますね。


こんな私がファンを名乗っていいんだろうか・・・と悩む様を残して置くことは、これを書くだけ悩んだという自分を許す為で、今思うとあんまりいいことではないのでは・・・?と思います。これしかなかったんですよねたぶん。


これは効果があってその後気持ちが軽くなったので、今でも言葉を整理して吐き出す癖は抜けないです・・・。気持ちの整理がつくのだろう・・・。
この記事が拡散されたことも覚えてます。え、炎上した・・・と思ってブログ消すとこでした。自分のことだけじゃ無くて好きな人や物のことを多く書くブログなので、平和に1年過ごせてよかった。

 

ブログタイトルは、私は絵を描けませんということを言いたかっただけなので、長い割に意味の無いタイトルで1年やってきました。二次元オタクの時代からずっと、ほんとに絵を描ける人になりたくて、だけどここでも結局絵にはできないんだよ!!!もう!って思いながらつけました。アイコンとかを自作絵にするオタクになりたい人生でした。

飽き性だけど、タイトルもブログ移行もなくやれてよかったです。Twitterのbio欄とかしょっちゅう変えるので、そこで満足してるんだと思います。

 

絵は絶望的に描けないけど、私はあなたの好きなところや美しいところ、瞳が燃える様を心にえがいたり、うつし取ったりはできる。それをなんとか形にしたくて、私は文章を選びました。1年前と比べるとうまくなったかは別として、文体や表現の好みが微妙に変わってきています。だけど一貫して変わらないのは、書き残したいという熱量です。

書けない時の方が多いし、速くならないし、おもしろくもためにも明るくもなれない文章だけど、私にとってはファンとして生きる上で大切な部分になりました。書きたいと思わせてくれる人がいるから、こうしてたくさんの時間をかけて文章を書いています。

 

1年前に自分はファンであっていいのだろうか・・・と悩んでいる自分に、今の私から100%の自信でOKを出すことはできません。悲しくなることもあったり、自分のことを益々嫌いになる日々を過ごすことになるからです。

でも、だからといって否定もできません。計り知れないくらい楽しいこと、素敵な出会いがあったから。ブログを閉鎖しようか思った時も、思いとどまりました。ブログを初めて1年、居場所があることに何度救われたかわからないからです。

ここは私のブログであり、誰よりも自分のために、私は大好きなあなたへのラブレターや他愛のない長文を書けます。しかもそんなんなのに読んでくれる人がいます、やばい!読んで下さるすべての方、本当にありがとうございます。スター付けてくれる方、覚えてます。うれしくてお歳暮送りたいです。

 

私は私のため、これからもブログを続けたいです。とりあえずは1年、初心者期間は終了です。これから1年はどんな文章を書きたいと思い、いくつが記事になるんだろう。

すべての始まりは大好きなあなたから。まだまだよろしくお願いします。

 

 

 

金木犀の時期は終わりだと、確かあの日もさみしかった

アイドル用Twitterアカウント~~~~~~開設~~~~~~一周年~~~~~~~!!!
おめでとう!おめでとう!そういえば10月だったなあと思いました。

この1年早かった。
去年の今頃V6が好きで好きで、とにかくお金が必要でバイトを始めようとしたこと。
V6関係のツイートをする人が軒並みおもしろくて、二次元用のアカウントからこっそり覗き見ていたこと。
そっちでアイドルのことをつぶやくのは気が引けて黙っていたけど、私も好きを文字にしたかった。
どのジャンルでも新規を嫌う人は絶対にいる、しかもアニバーサリーぽっと出・・・そして引かれること間違いなしの年齢・・・叩かれる要素しか・・・と思ってたこと。
バイトに合格した時勢いでアカウントを作っちゃったこと。


YOU早くアカウント作った方がよかったよ!
最高に新規に優しい界隈だったよ。みんな好きな人のことを思い思いに好きで、色んな方法で好きを表していて、みるだけ楽しかったね。
あと、年齢も、まぁ、大丈夫だったよ。なんとなく小出しで匂わせて察して状態にしてたけど、普通に半年後くらいに言っちゃうから。
主観だけど二次元よりも年を隠す風潮無いよね・・・あっちは18以上(もしくは成人)か否かが大きなボーダーじゃん・・・?

クリスマス、年越し、みんなでとても賑やかに過ごせるよ。
みんなで同じテレビを見たりラジオを聴いたり、CDを待ちわびたりもする!
知らないことをたくさん教えてもらって、素敵な人にたくさん出会うよ。
友達いないからうれしい、遊んでくれたりするよ、やばくない?仏だね。

そして忘れられない春がくるよ。
濡れた桜がぼたぼたと、雨と一緒に長く降り続く春になる。
月が沈んでしまったように夜の黒は重たく感じるけど、自分でカーテンを閉め切ってた気もする。
この時Twitterから遠ざかったこと、正解だったかどうかは今もわからない。たくさん一人で泣くよ。だけど最後は小判がめちゃくちゃに降ってきて、笑って終わることができるからアカ消しはやめといて正解!


それとまだまだ好きな人が増えるよ。大きな波のようにやってくるそのすべて、とても大切になるから抱きしめる準備はしておこう。
一か月くらい検索の鬼になりつつ呟くのを迷うんだけど、意外と大丈夫だよ。
でも未だに3日に1回くらいアカウント分けようか悩むから・・・来年までには決着つけよう。

自分の性格上避けられないのをなんとなく知ってるだろうけど、自分でとっても丁寧に撚った縄でがんじがらめになるよ。
これはもう仕方ない。気長にほどいていこう。凍傷になった手で頑張ろう。


迷惑かけないで生きるとか先が思いやられる信条を持ってる君に朗報中の朗報だよ。
奇跡的に一回も炎上してないよ、よかったね。
私周辺のTwitter世界のみなさんやっぱり仏が多い。だから信条捨てられねぇな。
これからもよろしくお願いします。いつもうるさくてすいません、いつでも煮るなり焼くなりしてください。

ブログももうすぐ一周年!不定期というかたまに息してないブログなのにいつもいつもありがとうございます!ブログの時もまた何か書きたいな~。

適当に当て字でつくった砂糖って名前にもずいぶん慣れました。

病める時も健やかなる時も一緒だったこのアカウント、まだまだずっと楽しみます。

 

V6シングル46曲ソートをしました

 

禅さんの作られたこちらのソートが楽しかったんですよ。


V6シングル46曲ソート、毎日のようにやってました。
やる度に結果が違ってデイリーランキングみたいになってたんですけど、だいたい下記の10曲内で変動する感じで固まってきたので、今の好きな曲ベスト10が決まりました。

 

あのね、マジ悩むんだよ、やったら分かると思うんですけど本当に全部好きだから・・・。
それでも絞るとわかることは、好きな部分がはっきりしてる曲ほど上位、でした。
頭の中でわかるわかるだってこの曲ここが最高じゃんって語ってたけど、吐き出して脳のスペースを空けないと全然違う話の時に「いやFeel your breezeも当然神だよ。」とか言い出しかねないのでブログにまとめました。(Feel your breezeは11位)


やってるときも曲について考えてるときもブログ書いてるときもすっごく楽しかったです!ありがとうございます!!
では10位から!

 

10位 Sky's The Limit

自分の力で走らなくてはいけないときのスタート前に聞く、そういう曲です。どんっと背中を押してくれるよね。
そもそもV6の存在がSky’s The Limitだしね・・・。


歌詞がもう全部好きですね。長年V6としてやってきた彼らの姿を歌詞に重ねることはもちろんしたし言うならば何回もしたし毎回泣いたし。
そういう見方をしつつも、自分がやらねば!って時の強い力になる歌詞でもある。


パート割りもかなり好きです。適材適所ここにあり。特に二番は、歌詞パート割りどちらも秀逸すぎる!剛健ラップの完成形のひとつとも見ています。

 

9位 COSMIC RESCUE
なんといっても2003年Vプロのオープニング。
やっぱり青が似合う!この時の長野さんの髪色とても好き。

「輝きがあふれる場所探そう」の岡田さんの歌い出し、弾むようなテンポの取り方とおっとりした声の感じがキュートで最高。


そしてこの曲といえば剛君!!お誕生日おめでとうブログにも買いたように剛君のイメージが強い。大サビ前のソロが主な理由だけど、映像を見たらより確信したね。
襟足の長い金髪、細い眉毛をぐっと寄せた美形から発される声があのとろけるグリッターのきらめきだなんて!


夢に向かって前向きに、と引っ張ってくれる感じがいいです。星の無限を軽く超える可能性を持ってる!なんて頼もしくて危うくて、力強くて最高!
若いからこその歌かなと思ってたけど、歳を重ねた彼らが歌っても解釈を変えることなく受け止めたので、ずっと好きだと思います。

 

8位 ジャスミン

ヒーリング曲。
元気だせよ!って曲を聴けないタイプの気の沈み方をした時にききます。
特につらい夜。自分ではどうしようもないことにいらいらしている時とか。明日の朝にはもう少しなんとかなってるよ、落ち着きなよって心の優しい部分を引き出してくれる。


「快晴が続くほどに少し不安で眠れないけど」が分かりすぎる。
周りの環境がうまくいっている時ほどきょろきょろしてしまうし投げ出したくなるけど、ぐっと耐えて時が過ぎるのを待つことも大切。
それがいつか必ずなにかしら結果に繋がり花咲かせるんだよな。


V6の曲って、励ます系でも色々と細かく需要に応えてくれていて大好きです。

 

7位 HONEY BEAT
私がジャニーズJrになったら単独公演のアンコールで歌うであろう曲、堂々の一位。
これをバックについてくれた子たちとしゃかりきに歌って拍手喝采を受けたあと、目に涙を溜めつつもしっかり前を見つめて最後の挨拶をする予定です。
レポにアンコールのハニビは神選曲すぎた・・・って書かれる予定だから。


「誰かのために生きたって君は君だよ!」って中高生の時に知りたかった!
この言葉を胸に過ごしていたら間違いなく少しポジティブ度の高い学生生活をおくっていたはずだ・・・。


この時の健さんがめっちゃかっこよくて大好き。お兄さんって感じ。
この曲の手振り難しいんだよ・・・。V6の振りコピ曲どれも難しいんだよ・・・。

 

6位 キセキのはじまり

この曲めっっっっっっちゃ良くない!?
真剣に見ていたわけじゃないからあれだけど、あんまりランクインしてなかった気がする。


え・・・めっっっっちゃ良くない!?フォエバコンで間奏が流れてキター!!ってなったけど間奏だけでちょっと泣いたよね!?スピリットに罪はないんだけどさ・・・。やっと~であえた~って歌いかけてたからさ・・・。


この曲ほんと好き・・・ほんと好き・・・長くない人生だけどV6にやっと出会えた・・・と思ってるから・・・。
文章が支離滅裂なのはわかってるけどこれは語れないタイプにマジで好きだから許して。この曲好きな人いたら連絡ください。


サックスが映えるさわやかな曲調と、実はかなり甘々は恋愛の歌詞がいい具合に最高。
だからもう語れないんだってば。

 

5位 グッデイ!!

君とならずっとうまくいくよね!
あんまり歌詞をじっくり考えたことないんですけど、ふっと聞き取った部分がいつもポジティブで元気が出ます。「優しさなんて~」のところが特に好き。


この曲のサビも振りコピしてるよね!?難しくない!?・・・難しくないのか・・・。
比較的元気な時で、もうちょっと明るい気持ちになりたい時に聞きます。歌い出しの井ノ原さんの歌声と、背後を狙う岡田さんを想像するあたりでだいたい目的は達成される。


それと、森田担はこの曲かコスレスが一番なのでは?という偏見があるけど単に私が剛君ソングにしてるだけなのであなたの一番を教えてください。

 

4位 only dreaming
これも最近急上昇した曲。
セクバニコンの印象が強いんですよね。
しんと静かな凍った水面を舞う6人を見つめる感覚。
なめらかなようで低音のひっかかる感じが好きでよく聞いてたけど、最近歌詞がぐっとくるようになりました。


夢の中だけでいいよと何度も繰り返す健気さ。
いや、健気なんですよねこの曲。あまりにも望むものが少ないというか。オタクだって好きな対象にはもっと求めるだろ!?くらいの。


恐らくただの恋愛感情だったはずがなにかしらが理由で別れが訪れる。そこからのこの思い方ですからね。


神聖なものに向ける愛になりかけているのがぞくぞくきて好きです。
これをとっても大人の6人が歌っているのも素敵。

 

3位 Sexy.Honey.Bunny!

あらゆる天才を混ぜたら爆発した!曲。


全員長めのフレーズで見せ場があるのでコンサートで毎回やってほしい。
オタクとのカラオケで歌うと異常に盛り上がるのでおすすめ。


それとサビの振りが意外と難しくないので振りコピできるんですよね。基本振りコピ曲の振りはやたら難しくて大苦戦なのでみなさんすごい!尊敬!


坂本さんに冒頭のセクシーを言わせたのは明らかに変態だし天才だし、近年泥棒されまくっているのも最高。負けないでがんばってほしい。


この曲はもう理屈じゃねぇんだ!本能で聞いてて楽しいんだよ!

 

2位 メジルシの記憶

この曲の順位は完全にフォエバコンの影響です。
アップテンポな方が好きなので元々そんなに聴きこんでいなかったこの曲。


だいたい坂本さん→井ノ原さんが歌い継いで最高じゃないわけないし・・・。特に初期曲のバラードにおいてこの2人がメインをはる傾向にあるけど、これもそうだよね。


コンサートではそれぞれにスポットライトが当たって切ないくらいに眩しすぎた演出。
気分を鎮めたい時などに聞くようになって、そしたら歌詞がめちゃくちゃツボだった・・・。


どうにもうまく生きられなくて愛する人と違う道を進むことに決めて。
彼にとって星とは2人の未来であって、心の支えでもある大切な目印だった。
共に見ることが無くなっても自分の胸に宿した希望を捨てずに、なんとか暗闇を抜け出したいとひとりでもがく姿が浮かぶ。


君が見ているのは新しい未来なんだろうけど、それでも自分と共にみた星であることを願う気持ちがなんとなくにじんでいるのが好きです。
最後の井ノ原さんのパートは「神」

 

1位 Darling
まぁ・・・好きじゃん・・・?


これが一位なのは納得です。
初めてV6の曲と認識したのがこれなんだけど、やっぱりあの時からずっと好き!
耳なじみが良いのに引っ掛かりがある絶妙なメロディーと歌詞!
歌詞に意識がいくようになると気づくんだけど、この曲微妙に報われてない!


明日ははっきり見えてなくて。なんなら今も不安なところはいっぱいあるけど、あんまり気にしすぎないでさ、この瞬間好きだからいいじゃん!


そんな若さと、少しの無謀さが垣間見えるラブソングはきっとあのころの髪色明るめV6にぴったりだった。
ちょっとくらい盲目な方が楽しめることだってあるんだよ。奔放な彼女の背を送ってそう笑ってほしい。


この前Mステで歌ってくれて思ったけど、彼らの甘酸っぱい部分がサイダーみたいに弾けててときめいた!年代を忘れさせたり味方にできるアイドルは強い!永遠に歌ってくれ!


それとMVのメンバーみんなのビジュアルが最高に好き。

 

 

まとめ
ここまで書いて思ったけど、私がいかに暗い人間が露呈しただけな気がしますね。
改めて生活する上でとても支えになっていることを実感しましたよ・・・。


それと曲に付加価値をつけて聴くタイプなんだな~と思いました。
メジルシやオンドリ、コスレスは映像での記憶ありきな所があります。そこからはまって歌詞や歌自体にどっぷりいった曲たちです。
聴いていた時の心の状態やその時の思い出も影響していると思います。応援ソングが多いのもそれですね。

 

シングル以外も含めると大変動するだろうな~!とも思いました。シングルソートだとやる前から一位のDarlingは確実視していたけど、全部だと分からない!
恋のシグナルが入ってくるし・・・ソロ曲もあるし・・・。
いつか気合入ってる時にやってみたいです!

それとなんで愛メロがランクインしてないんだ!?ほんとに好きな曲が多すぎる・・・。

あと振りコピができなさすぎ、反省!

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FOR YOU

 

眠れない夜、部屋にそっと差し込む光が瞼を透かした。

その時にはいつも同じことを思う。私はゆっくりと寝返りをうつ。

あの人は月光に似ていた。

 

帰り道にさんさんと浴びるそれも、暗い部屋を照らすそれも、彼と同じ輝きをしているように思えた。

 

ファンからみた彼には太陽というイメージがくっついている(し、自分でも言ったことがあるらしい)。

メンバーカラーもオレンジだし。

それを否定するつもりは全くないのでよろしくな。

 

 

初めて見たDVDで、健くんは光の海の中にいた。

悲しいほどにまっすぐな瞳は画面を飛び越え、その先の私すら簡単に射抜いていった。

 

ステージで踊る健くんの周りはひどく熱そうで、同じくらい冷たい。

彼は熱い照明を肌に馴染ませ自分の輝きとして放つ。研ぎ澄まされたその光がただただ眩しくて、好きでたまらなかった。

 

 

ガラス越しの健くんは優しい眼差しをしていた。

若い女の子のボーカルグループがちょうどゲストとしてスタジオにやって来ていた。

彼女たちと談笑する姿は柔らかくて優しかった。

手帳に入れたミュージックソンのステッカーを見る度、ほこほこした気持ちと共にはっきりとあの日の瞬間を思い出せる。

 

初めて目にした健くんは想像していたよりも穏やかでリラックスしていた。それとめちゃめちゃにかっこよかった。

 

 

春が来て、また銀座に足を運んだ。

 

左右違う靴を履いて、普段と何も違わない、すべてが見せ場というようなパフォーマンスだった。

 

観に行くまでの2週間くらい、100%応援の気持ちでいられなくなっていた。

何よりそんなことを思う自分が嫌で、これはもう担降りしかないと思った。

 

健くんがやると言ったらやるのに、心配って感情は過ぎると危険だと思う。

 

あの日は雨だった。

胸の奥までさぁっと降ってきて、公演後の満ち足りた気持ちだけ残して全部流し去った。

 

 

彼を自担という枠に入れてまだ日は浅い。

もうずっと三宅担をしている気がするが全然そんなことないし、ブログを読み返したらこんな事を書いていた。

 

最近恐らく自分は三宅担だな…と自覚し始めたので私は1人震えていた。

2015年のクリスマス - その美しさを描けない

 

 

彼らを知ったのは8月の終わりだったから、4ヶ月は自担がいないオタクだったのだ。

 

なんで三宅担になったんですか?と聞かれることがそこそこあるのにしっかり答えられない。

 決定打があったというよりもだんだん自覚していった感じなのだ。だから言うならば最初から三宅担だったのかもしれない。

 

最初から6人を好きになったけど、強いて言うなら!健くんかな!というノリだった。

V6を知って1ヶ月くらいは鬼のように彼らについて調べていたし、ジャニオタのブログも読みまくった。

 だから自担という言葉は知っていたし、自担を変える時やファンをやめる時は担降りブログを書くのが慣例であるほど重い制約なのだと認識した。

 

初期はTwitterのアイコンを健くんにしていたくせ彼を自担と宣言しなかったのは、この制約にビビっていたからだと思う。

 

いや、そんな…別にいつ誰を好きになってそのことを話そうと自分の勝手やん…そんな…という考えが根底にあり*11人しか自担認定できないならしっかり考えよう…としていた。

 

三宅健のラヂオが私も聞けると気づいて、初めて聞いた時の内容が新規と古参についての内容だった。

 

ガーンと頭を殴られた。

この界隈では新規と古参が明確にいて、しかもその関係が不穏な場合もあると察した。

 

バリバリのバリバリ新規である当時の私は身が引いた。

ちなみに三宅さんがマイナスなことを言っていたわけではもちろん無い。内容のすべてを覚えているわけじゃないがそれは確かだ。

 

今思うと、この日のラヂオはショックではあったけど彼のアイドル像、姿勢に敬服するきっかけになった。

昔から応援している人にも最近応援し始めた人にも目を向けられる職業だから、そこに対する絶妙なバランスは彼の魅力だと思う。

 

その感性にずんずんハマりTwitterのアカウントを作りバイトを決意、ファンクラブ申し込みの好きなアーティスト欄には三宅健としっっっかり書いていた。

ついでに、Twitterにおいてファンの先輩である皆さんはアニバーサリー新規にもびっっっっっっっっくりするほど優しかった。

早くアカウント作ればよかった。

 

迷いなく自担は健くんですと言うようになって、むしろ心は軽くなった。

この人へ向ける好きを取り巻いた様々な感情が、自担ですの一言に詰め込めるのは楽だ。

 

 

健くんの歌が好きだ。

すぐにあぁ、健くんだと分かるけど、耳になじむその声がどうしようもなく好ましい。

 

健くんのダンスが好きだ。

静と動がはっきりして、指の先まで神経を感じる動きに何回でもはっとする。

 

感性が好きだ。

にこ健更新を啓示と呼ぶのは止められない。

自分の、自分たちの一番良い見せ方を知っているのは強さである。

健くんの感性を信頼しきっている。

 

ビジュアルが当然好きだ。

写真でも映像でも完璧に男前で、ひたすらかっこいい。

こういう時いつも宇宙一かっこいい…とつぶやくけど、あながち間違っていないと思う。

 

昨日よりも今日の方がずっと好きだ。

そして明日はもっと好き!

 

彼がアイドルであり続けてくれたから遅ればせながら応援できる。

これまで私には考えられないほど様々な出来事があっただろうに、それでも人生の一部を他人に見せるこの職業に就いてくれていることを永遠に感謝する。

 

 

思い返せば悲しい時きつい時、既に幾度となく救われているのだ。

だからってわけじゃないけれど、私はずっと彼の味方でいたい。

 

かっこいいと素敵を繰り返すだけの、傍から見たらおめでたい奴と見えるオタクで構わない。

君のために生きたいんだよぉ〜。

 

夜空の光を見る度彼を思う。

月がきれいなのは一生変わらない。

そういうことだ。

 

三宅健さん37歳のお誕生日おめでとうございます。

健くんにとって幸せで、健康な素晴らしい一年になりますように。

あなたが心から楽しみ喜び笑顔でいられる日が、数え切れないほどたくさんあることを願います。

*1:今でもある

会えない長い水曜日

 つらい

ほんとにつらい。

ドラマが終わることがこんなにつらいなんて私知らなかった。

水曜日という不機嫌な曜日を3か月もの間心躍る日に変えてくれた世界一難しい恋。

それがついに最終回を迎えた。

連ドラを真剣に見たのなんて中津君推しだったイケパラ以来である。

 

きっかけは好きになり始めていたジャニーズWESTのメンバーの子が出るらしい!という情報をつかんだから。9係を見るからそのままの勢いで。

 

小瀧望君演じる三浦家康君。一話でガツンとやられてもうめろめろめろめろ。

私、三浦家康君のこと本当に好きなんだけどどうしたらいいんだ??

もう来週の水曜日テレビの前でじっと待ってても家康君には会えないんだよ??

 

季節の変わり目にドラマが終了するたび○○ロスみたいな言葉が出て、まぁ、ふ~んくらいにしか思ってなかったけど、わかる。わかるよ。

セカムズロス。どうすればいいの?誰か良い方法を知っている人がいたら教えてくださいドラマロスの乗り越え方。

 

ドラマのロスって初めての経験だ。

舞台とは違う。舞台はチケットを取って、その日1回を待ち焦がれて会場へ行く。

それは非日常の体験であって終演とともにいつもの生活へと引き戻されるし、その準備もできてる。

ドラマは違うじゃないですか。

私の生活の中に組み込まれてたんだよセカムズは。それが消えるんだよ・・・。

 

アニメとも違う。アニメの好きな子は好きな子のまま、その姿であり続ける。

その子の将来や過去を自分で勝手に補完したりもする。

でもドラマって終わってしまえばその姿声をした人はもうその役ではないんだよ。

その役者さんが成長したり過去の姿を見ても、確かに演じた以上その役の過去の姿であるとも言えるだけどそれは違う。

家康君は3歳からここ2か月まで彼女がいなかったことがないんだぞ。(小瀧君もそのくらいの爆モテだったろうけど)

 

最近の小瀧君の髪色は黒とかこげ茶っぽい色で、雑誌もその時期から買い出したので家康君みをちょいちょい感じた。

名刺差し出したりしてるやつとかは完全に家康君として見てた。あれめっちゃ最高すぎて秒速で買った。

小瀧君に家康君をどんどん重ねていった。

最終回前日に小瀧君がヒルナンデスに出演したのを少しだけ見ることができて、家康君ルックだったんだけどただただ最高だった。

家康君がホテル代表で来てるぅ♡って感じ。

シャボン玉と戯れる家康君のためなら決して割れないシャボン玉をつくれるよ私。

その小瀧君が小瀧君と呼ばれるのむしろ違和感ってくらい家康君を感じた。

でもあれは最終回を迎える前だったからであって、もう今小瀧君がスーツを着ても家康君はいない?わからない!苦しい!ってくらいの精神の乱れっぷり。

 

精神は乱れているけどタイムラインには平穏が訪れたはずだ。

私のツイッターをフォローしてくれている皆様、毎週怒涛の実況(と見せかけての家康かわいいツイ)に文句を言わないでくれてありがとうございました・・・。

これ、マジで見てるときは普通の実況してるつもりなんだけど見返すとひどかった。

家康君がチャリ通と知った時。

これとかどの場面なのか分からない無益極まりない鳴き声だ。

しかも私、毎週LINEで最大4人と実況してて、それでもあの量つぶやいてたんだから狂気だ。

長い間ご迷惑おかけしました・・・。

 

家康君ってさ、なんで入社できたんだぁ~三浦~(笑)(呆)ってキャラだったじゃないですか。

これは最終回で三浦が来る=ミラクルだからっていうことが本人からの発言で確定したんですけど(真顔)でもさ、本当にミラクルやん・・・。

だって、家康君いなかったら社長はみささんとうまくいってないよ!?

ベルギー人の元カレの噂、家康君がいなかったら判明しなかった。もうそこから家康君は鍵を握る子だったんだよ。

メッセンジャー三浦がいなかったらどうやって復縁に持ち込んだ!?よかったね家康君がチャリ通で。

ほら・・・一から十まで家康君が関わってるじゃん。家康君はキューピットなんだよ。

 

回を追うごとに彼はどんどんかわいくなって憎めなくって、清涼剤のような存在が増した。

聡くてピュアでチャラチャラしててそれが素敵で、初恋ってきっとこんな気持ちだった・・・と思い起こす。

中津君もそんな感じだったな。明るい髪色のかっこいいお兄さん。明るくてひたむきで青春を生きてる輝きにときめきまくり。

結局まひろちゃんとは付き合えないし、でも舞子さんとはなにかありそう・・・?とはいえ明らかにはならず。

しかし家康君からは負の感じを一切感じない。底抜けの陽のオーラが好きだ。

ああいう主人公に選ばれない方とか完全な王道でない方にぐっとくる性癖は昔からあったのかもしれない。

性癖といえば飲酒シーンはかなり興奮した思い出。食事シーンが多くてきゅるんきゅるん。蕎麦とチキンは合うもんね家康君♡

 

そしてさ、今はワクワク学校やってるじゃないですか。

そこでもう小瀧君は髪を明るくしたそうなのです。

そっか~~、そうだよね、撮影もう終わったしね、と寂しい気持ちはもちろんあり。

でもそこで小瀧君と家康君がわかれたんですよ私の中で。

だからなんだかんだ言ってロスを乗り越えるのかも・・・。次の小瀧君の演技のお仕事もう待ってる自分がいる。

明るい茶髪のかっこよくてかわいい小瀧君、早く見たいなぁ!歌番組楽しみだね。新曲も予約したよ。順当Winnerだ。

あ~~~~~~~~家康君マジで好き!!!最高!!!落ち込みがちだった春の私の心を照らしてくれてありがとう!!!DVD買う!

 

でも女子がされたらきゅんとする仕草トップ10♡みたいなランキングを全部入れ込んだ三浦家康の1日っていうスピンオフ、永遠に待ってるからな。

 

永遠ってなんだ

 

東京は雨だった。思いのほか冷たい空気が軽いコートをすり抜けていく。

傘は邪魔だと分かっていたけどここまで降っていては仕方ない。最近出かけるといつも雨で憂鬱だ。雨女の自覚は無いのだが体質が変わったのかもしれない。

偏頭痛がつらい日だった。薬を飲んだのに歩くたびに頭がずきずきして、これで平静を保っているつもりかと自分に苛立ち笑えた。

昼食のオムライスは味を感じず、コーンスープで口の中をやけどしたことに気づくのにしばらくかかった。

チケットを持ってきたか電車の中で5回は確認した。腕にかけた白いトートはせっかくのきれいめ全開な服にはやはり微妙で、大きくて品の良いバッグを持っていない自分をむなしくした。新品の双眼鏡はその中で異彩を放っていて、それは素直におかしくてにやけてしまう。

そしたら乗り換えを間違えた。

 

初現場にしても動揺しすぎであった。

厳密に言えばミュージックソンの観覧に行ったのが初現場だしタイミング良く三宅健さんの姿を見ることもできた。

あの時も銀座だった。流れるような茶髪に見え隠れする横顔は今でもはっきり思い出せる。私よ、あなたは数か月後に彼の舞台を観にまたここへ来るよ。

 

念には念を入れておりものすごく早く着いたのだが、いつから列形成が始まるのか分からなかったので劇場の端のほうにじっと立っていた。30分くらい経ってなんとなく列ができ始めたのでそこに加わった。

チケットを握りしめガラスの向こうの劇場を見ていた。何を考えていたのかは思い出せない。頭が痛かった。

グッズは大混乱の中買った。ポスターがめちゃくちゃ大きくて誤算だった。バッグからぴょんと出るポスターを見て、帰りは美大生のふりをしようと思った。今考えると本当に混乱していた。

 

 席に座り荷物を整理し、パンフレットを読んでいるとなぜか落ち着いてきた。楽しみという気持ちが会場中にぽんぽん舞っており私もつられたのかもしれない。

会場が暗くなり歓声があがった。心臓がばくばく鳴って体を揺らした。

舞台に立つ滝沢さんはオーラと存在感の塊だった。双眼鏡を使わずとも目鼻立ちの美しさが分かった。双眼鏡を通すと目を縁取るまつげまで凛としていた。

 

ギターの音が静かに鳴り、スクリーンにMaybeの文字がぱぱぱっと映った。

ぼんやりとライトが照らす先には背筋を伸ばして立つ男性がいて、三宅さんだった。

認識した瞬間ガタガタと手が震えて持っていた双眼鏡は膝の上に落ちた。彼の声が空気に乗った時には蛇口を失ったかのように泣いていたし、体全体が震えすぎてタオルを握ることすらできなかった。

健くんのことが本当に好きだ。声にはならないけど叫んでいた。私が健くんに抱いている感情は主に尊敬だけど、あの瞬間は限りなく恋に近いような、でも崇拝とも呼ぶべきでもあるような誰にも感じたことのない好きだった。

胸の奥のほうで小爆発が起きていた。彼を知って感じた幸福や悲しみ、ときめきや苦しみ切なさまで、心に結晶となり宿っていた全てが流れ星のように飛び回りぶつかりきらめいていた。

音ハメをガチっとして指の先まで表現者であるダンスは間違いなく健くんのダンスで、映像で何百回と見てきた彼そのものだった。

 泣きながらもMaybeの歌詞は聞き取れていたし、おこがましくも自分の心境を重なりすぎてこれがまた心の流れ星を加速させた。

 

三宅さんが怪我をされたと知って、巡る血が凍ったように思えた。

勝手に傷つき取り乱し、心配しないでと言われて(ニュアンス)おきながらも不安で押しつぶされている、私ってどうしてこうなんだ、こんなやつ席に座る資格は無いと怒りがおさまらなかった。

同時についに来たとも思った。以前こんなことを書いた。

 

何度も自分に言い聞かせる。生きている人を好きになることは覚悟が必要なのだ。アイドルとて例外ではなく1人の人間だ。

普通、アイドル20年やってらんないでしょ!? - その美しさを描けない

 半年経たずに自担の怪我で掘り起こすことになるとは夢にも思わず、しかし「いつ」なんて関係は無い。覚悟を決める時が来た。

こんな心の状態ならファンであることを辞めたほうがいい、歌舞伎にだって行かないほうがいいと思った。応援し続けるなら覚悟を決めろ。なあなあで観劇しても、どうせ遠くない未来心が折れる

なにを大げさなと自分でも思うけれど、結局は自分のため、エゴである。なんで舞台に立ち続けるの、一刻も早く治してほしい、健くんは今何を思っているのか、そんなこと私が考え続けてもなんにもならない。重々承知である。

しかし考えてしまう、日常生活に支障をきたし、これはだめだとさすがに分かった。

私も1人の人間として、やらねばならない日常の生活がある。生きていかなくちゃいけない。悪い感じにどっぷりと依存していることに気づいた。

 

そこから少し冷静になり、舞台が続くというのならカンパニーまるごと信じ毎公演の成功を願おうと思った。

ほんのわずかでもプラスの思いの方がいいに決まっている。滝沢さんのWeb連載にも救われて、感謝しかない。

 

Maybeの時から靴が片方違うことに気づいていた。でもその足を使いターンし、蹴り上げる三宅さんを見て、あなたがそのつもりならなんでも受け入れようと思った。

Show must go onが身に染みた。どうしたって続けなければならない、それならばマイナスなことを考えるだけ時間の無駄だ。もう信じて応援するしかないと自然に覚悟が決まった。

 

MASKの三宅さんはただ圧巻といった感じで翼が見えた時は私の妄想もここまで来たかと錯覚した。宇宙一かっこよかったし恐ろしかった。本当に怖いほど魅力で満ちていた。

腹筋太鼓も実在したしその頃には双眼鏡も使えていた。怪我のことを完全に忘れていたわけではない。それを踏まえての最高や最大限があると全てのシーンで感じた。舞台にかかわる全員の力が尽くされているステージだった。

二幕では三宅さんはひたすらにきりりとかっこいい役で声もぐっと低く、寄せた眉も苦しいほど素敵だった。おもしろいシーンにいなくて良かったという意味ではなく滝沢さんの中の三宅さんはこのようなイメージであり、尊敬がこうさせているのかなとも思った。

三宅さんと滝沢さんの間に流れる空気はとても良く、それがこちらにまで伝わった。滝沢さんには感謝してもしきれない。タッキーの舞台を観たことがあるよ、は一生自慢していきたいことである。

ジャニーズJr.の皆さんも全員かっこよくて歌って踊って話して恐れ入った。彼らがジャニーズの未来かと思うと胸が熱くなる。

 

「笑いあり、涙なし」に嘘は無かった。そんなの無理だよと思っていたけどMaybeからは本当に涙よりもわくわくや笑いが先行してめくるめくステージに圧倒されっぱなしだった。

しかし最後のフライングは泣いた。舞台が終わってしまう少しの寂しさと、優雅に宙を舞う2人が綺麗でかっこよくて大きすぎる幸せを身に止めておけずじわじわと泣けた。

 

会場を出ると小雨になっていた。ここ数週間で最高にハイになり危険な状態だった心をまぁまぁ落ち着けとなだめてくれた。恨めしく思われたり感謝されたり雨も大変だろう。

私が願っていた以上のことがあの舞台にはあった。Maybeの歌詞から言えばその全てを君がかなえてくれたのは必然の奇跡だ。

怪我のことはほんと言うとやっぱり心配ではある。それでも今は三宅さんを信じてついていきたいと思える。あのすごい酸素ルームには頑張ってほしい。

 

健くんのこと、ずっと好きだ。ずっとずっと好きでいたい。でもこれが義務的な感情になったらまずいのだろう。

だから心の中をちょっとだけ変えた。これまでより少しだけ下がって彼を見る。周りの景色や風向きが視界に入るようになった。時々自分に今の調子を尋ねてみることにした。

未来はいつだって不確かでこんなこと書いても本当に何がどうなるかわからない。なにごとも今にならないと対処できないし今はもう過去になってしまう。

時間に流され振り回され、それを受け入れるのにすら時間が要る。

私が願うずっとは何なのだろう。いつからいつまでなのだ。

私は彼に何を求め、何を信じ何に惹かれ続けるのだろう。私は彼になにも与えることはできないと知りながらどうしてもがき続ける。

きっと永遠に答えは出ない。そんなの知っている。

それでも好きだと言わせてくれ、ずっと好きだと言わせてくれ!

 

千秋楽へ今日も近づく滝沢歌舞伎、みんなが笑顔で舞台をできることと大成功を心より願います。

三宅さんの怪我も早く良くなりますように。

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